パワーリフィティングについて

BENCHPRESSのルール

2.ベンチプレス(Bench Press)

(a)ベンチ台はプラットフォームの上に置き、その前面はチーフリフリーの方または45 ゚斜方を向いていること。

(b)リフターは頭、両肩、両臀部がベンチ台の面に接触するよう仰向けに寝なければならない。
 バーは両手共に“サム・アラウンドグリップ”で握り、手掌面でバーを安全確実に保持しなければならない。
 両足の靴底全面は床面または足台に水平につけていること。
 靴底の形状に近い水平な状態なら可能とする。
 試技中はこの姿勢を保っていなければならない。

(c)ベンチ台に寝転んだ際は、髪で頭の後ろ側が隠れてはならない。
 髪を束ねて見やすくする(ポニーテール)など、適切に対応すること。

(d)リフターの服とベンチ台の色が似通うなど、レフリーが臀部の浮きを判定しにくいと思う時は、ベンチ台にカバーをつけても良い。

(e)靴底を床面にしっかりとつける目的で、プレートや板等をプラットフォーム上に置いても良い。
 但し、プラットフォーム床面より高さ30cmを超えてはならない。
 また、板等を使用する場合には、板の大きさは、縦横60cm×40cm以内のものとする。
 (国内では一枚板を使用しても良い)

(f)2人以上5人以内の補助員をプラットフォーム上に置かねばならない。
 (必要最小人数の補助員とする=重量が軽い場合などは3名で良い)
 補助員がバーをラックから外すのを手伝うときは、リフターが腕を伸ばした状態までとする。
 リフターはラックからバーを外す場合、両手両指でしっかり握っていなければならない。
 (補助員からそっくり受け取る状態は不可)ラックからバーを外すのを手伝うのは補助員とする。
 (コーチがリフター個別に行うことは不可)但し、補助員の技術がリフターの使用重量に見合わない場合、陪審員の判断により、大会役 員の中から特別に補助員として選出することができる。

(g)バーの握り幅は、左右の人差し指間で最大81cmとし、人差し指は81cmのマークより内側の部分になければならない。
 (どこから見ても81cmのマークが隠れている事・・P18(j)参照)

(h)バーをラックから外した後、リフターは肘を伸ばしてチーフレフリーの合図を待つ。
 合図は、手を振り降ろしながら「スタート」と言う。

(i)リフターは合図を聞いて、バーを胸または腹部(ただし、ベルトに触れないこと)まで降ろし、バーを一旦静止させる。
 チーフレフリーの「プレス」という合図の後、バーを押 し上げる。
 リフターは肘を伸ばした状態までバーを押し上げ静止する。
 チーフレフリーは、リフターの肘が完全に伸びきり静止したのを確認して「ラック」と言う。

(j)チーフレフリーは耳の聞こえないリフターには(チ-フレフリーは立ち上がっても良い)目の前で大きな動作で合図し、目の見えないリフターには大きな声で合図を送る。

(k)ベンチプレスでバーを下ろした際、バーがベルトに触れたり、胸や腹に届かなかった場合は、チ-フレフリーは「ラック」と発声し合図を送る。

(l)スクワット、ベンチプレスにおいて、リフターが試技完了に至らなかった場合(途中で潰れる等)は、チ-フレフリーは「ラック」と発声し合図を送る。

★ベンチプレスにおける反則行為

(a)レフリーの合図前に試技を開始したり、バーを胸上から押し上げたり、ラックにバーを戻す。
 (スタートの前に誤ってバーを胸上や腹部に落とした場合も失敗。合図前にバーを下ろし、自分で気付いてスタート姿勢に戻した時も含まれる)

(b)試技中に頭、肩、臀部、手の位置が始めの位置からずれる。
 ※臀部は、側方から見ても一点ではなく、ある程度の面としてベンチ台に接していなければならない。
 足(靴底)は始めの位置から多少ずれることは認められるが、床面に対して水平な状態で接地していること。

(c)チーフレフリーの合図後に、胸にませて挙上する。

(d)バーが胸または腹部に届かない、ベルトに当たる等、胸または腹部に下ろされない。
 このとき3秒待ってもつかない場合は「ラック」の合図をする。

(e)挙上途中にバー全体が下がる。

(f)挙上開始・完了時、腕が完全に伸びきっていない。
 (ただし、バーの全体が下がらない限り、多少 の左右の時間差でフィニッシュすることは認められる)

(g)試技開始、終了のレフリーの合図の間に補助員がリフターの身体又はバーに触れた場合、レフリーがこれを意図的な行為でないと判断したときには、同重量でラウンドの最後に再試技をすることができる。

(h)リフターの足がベンチ台やベンチ台の支柱に触れる。

(i)挙上途中でスタンドに触れ、下がった場合。
 または故意に触れさせることで、挙上を有利に導いた場合。

(j)バーを握った指と指の間が81cmのマーク以外にあること。
 (81cmのマークギリギリで握る場合はチ-フレフリーから見て、81cmの線が人差し指で完全に隠れていなければならない。
 ただし、81cmのマークより内側を握っている手幅の狭いリフターの場合は、81cmのマークが隠れていなくても良い)

(k)サムレス、リバースグリップは禁止する。

(l)バーが胸につく前にセーフティーバーに乗ってしまった場合。
 ただし、申請したセーフティーバーの高さとセッティングされたセーフティーバーの高さが違っていた場合は再試技することができる。
 (セーフティーバーの高さは、ラックと同様、事前に申請しておかなければならない。)
(m)この反則行為の項目以前に書かれている一般的要求に対して応じなかった場合

Links
国際パワーリフティング連盟


アジアパワーリフティング連盟


日本パワーリフティング協会