DEADLIFTのルール
3.デッドリフト(Dead Lift)
(a)バーはリフターの前に水平に置く。
リフターは、バーを両手で握り1回の連続動作で、完全な直立姿勢まで引き上げる。
手幅は自由とする。
(b)リフターは、プラットフォームの正面を向かねばならない。
(c)引き上げが完了したとき膝は良く伸ばされ、肩は後方に返さなければならない。
(d)チ-フレフリーは、リフターの試技が完了したら「ダウン」と言うと共に片手を振り降ろして合図を送る。
バーが完全に静止しリフターが試技完了姿勢をとった時に合図が送られる。
試技開始の合図はしない。
リフターは自分のタイミングで試技を開始する。
(e)床に置いてあるバーが少しでも浮いたり、引こうと努力しても浮かなかった場合、これを1試技とみなす。
従ってこの試技は失敗となる。
(a)引き上げ途中にバーが下がる。
(肩を返す時に肩と共にバーが下がるのは反則ではない)
(b)引き上げ完了時に肩が後方に返っていない。
(反り返るということではなく、直立姿勢で胸を張り、肩が返っていればよい)
(c)引き上げ完了時に膝が伸びていない。
(d)引き上げ途中バーを大腿部で支える。
(膝を前に突き出して、バーを大腿部に乗せ、滑らせてフィニッシュに持ち込んではいけない)
(e)足が前後左右にずれる。
但し、つま先や踵が浮いても元の位置に戻れば反則にならない。
また、“ダウン”の合図後に足が横方向にずれることは反則とはならない。
(f)バーを戻すとき、両手でコントロールしてプラットフォームに置くまで手を離してはならない。
「ダウン」の合図後でも、手を滑らせてバーを落とした場合は失敗となる。
但し、引き上げ完了時の姿勢で、握っている手のひらの中でバーが多少下がっても反則とはならない。
※引き上げ完了姿勢とは、リフターがまっすぐ立ち、両膝は良く伸ばされ、両肩が最後に後方に返った姿勢を言う。